今一度、松下幸之助さんの「心得帖」シリーズの「商売心得帖」を読み直してみました。
やはり、幸之助さんも仰っておられます。
一つの商売、一つの事業を行っていこうとする際には、やはりそれを進めていく根底をなす考え、あるいはその進め方などについての基本的な考えというものが、はっきり定まっていることが大切だと思います。
現に会社、商店の多くは、そうした考えを社是社訓・店是店訓とかいったかたちで、はっきりと持ってます。
また、歴史をさかのぼってみても、昔の商家、あるいは武家にしても家訓というものが定められていました。
❑今回は岩崎家の社訓です
・小事に齷齪(あくせく)するものは大事ならず、よろしく大事業経営の方針をとるべし
・一たび着手せし事業は必ず成功せしめざるべからず
・断じて投機的な事業を企てるなかれ
・国家的観念をもってすべての経営事業にあたるべし
・奉公至誠の念にすべて寸時もこれを離るべからず
・勤倹身を持し、慈善人にまつべし
・よく人材技能を鑑別し、すべからく適材を適所に配すべし
・部下を優遇するにつとめ、事業上の利益は、なるべく多くを分与しべし
・創業は大胆に守成は小心たれ 樽より掬(く)む水にまして洩(も)る水に留意すべし