京都メーカー強気の設備投資

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京都の大手企業が生産能力の増強に向けて、一段とギアを上げる

自動車向け部品や半導体の需要拡大に対応するため、各社好業績を背景に強気の投資を継続する

2019年3月期   投資額       主な製品や施設

村田製作所      3,400億円   自動車向けコンデンサー、電池など

日本電産       1,500億円   EV用駆動モーター、ロボット用減速機

京セラ        1,100億円   半導体製造装置、自動車向け部品

ローム          780億円   EV用次世代半導体素子など

オムロン         520億円   工場自動化機器、新興国向け血圧計

SCREEN HD    310億円   半導体製造装置の工場新棟

島津製作所        230億円   医療・ヘルスケア分野の研究開発棟

上記企業で投資規模で群を抜くのは村田製作所で、スマホと自動車向けセラミックコンデンサに大型投資する

次に日本電産は、電気自動車(EV)の駆動用モーターや省エネ家電用モーターなどに今後3年間で5千億円を投じる 永守会長兼社長は「かってないチャンス。市場に先んじる」と強調し今期だけでも1500億円をEV向けやロボット用減速機の増産に充てる

この調子だと、引き続き中小企業は好調だが、反面人手不足がネックになり、海外からの雇用計画人材が増えるのだろうか。

2018年5月29日京都新聞からの引用と西川私見