ソフトバンクVS楽天

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楽天の三木谷浩史会長兼社長が呼ぶ(巨大自動販売機・アマゾン)だけではなく、グーグルやアップルといった米IT企業がそろって世界的に影響力を拡大しているのは、自社で先端技術を磨いているだけではなく、有望な企業の買収を繰り返していることも要因。交流サイト大手フェイスブックが写真共有アプリのインスタグラムをを買収したのが代表例で、未来の社会インフラを先物買いをしている

米ITと張り合う買収戦略を実行しているのが、ソフトバンク

米国やアジアで普及が進むライドシェア(相乗り)企業など成長分野への投資を加速している

方や国内では、ソフトバンクグループがインターネット通販を強化する一方、楽天が携帯電話に本格参入を表明するなど両社が互いの得意分野へ攻勢を強めている

事業拡大の背景には、市場で大きな影響力を持つアマゾン・コムをはじめとする米ITの巨人に対する危機感があるからだ

2018年2月23日 京都新聞より引用