ソフトバンク10兆円ファンド

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ソフトバンクグループ(SBG)がサウジアラビアなどと立ち上げたファンドの投資先が約20社となり、投資額が2兆円を超えた

フィンテックや次世代交通網など出資先はいずれもビッグデータを活用し、人工知能(AI)との親和性の高い企業だ

AIの存在感が増す近未来を見据え、穏やかな企業グループをつくるのが狙いだが、一ヶ月に数件というペースでの投資にはリスクも伴う

主な投資先

中国の保険大手平安保険傘下の「平安グッドドクター」はオンライン診察する医師ら千人、登録ユーザーは1億9000万人を超える

中国ネット専業保険最大手「衆安在線財産保険」フィンテックと保険を組み合わせたインステックの先駆けとして知られる

中国の「滴滴出行」は次世代交通網ライドシェアの大手

 

SBGは他には2016年に英半導体設計大手アーム・ホールディングを3.3兆円で買収

米ライドシェア最大手のウーバー・テクノロジーズには8000億円を投資して筆頭株主になった

2018年3月25日 日本経済新聞記事より引用