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箱根駅伝4連覇を達成した青山学院大学
メディア出演も多い原晋監督の奥様のお話
この方は学生を寮母として支えてきた人です
送り出した卒業生はこの13年間で約140人
個性のある一人ひとりを育てるにはどうしたらいいのか・・・子育て中の人にとっても
興味があるテーマではないでしょうか
学生たちのことで、美保さんはあることをしなくて良かったと心から思っているそうです
「もし、私がしびれを切らして、生活態度のあれこれをガミガミと注意していたら、
学生は素直に聞かないどころか、反発する気持ちを持つ子もいたでしょう」
学生が気づき、変えたいと思うまで待ったことが、今の青学の強さの基礎となっているのです
学生たちが奥さんに「『聞いてくださいよ』というのは、“ほめてアピール”です。ほめてほしいときに、彼らはこの言葉を使うんです」
いろんな意味で言ってきたとき、あえて突き放すこともあると言います
「『どうせダメでしょ、3日間くらいしか続かないんじゃないの?』とあえて言うことがあります
ほめてもらいたがっている子は、成長したいという意欲があり、その自信もある子
だから、『そんなことないですよ』『できますよ』と返してきます。これで、約束の成立です。
3日たったら、約束が守られているかこちらから確認します
すると『当り前じゃないですか』と返ってくるので、今度は『でも三日坊主だね、1週間は続かないね』と言うと、また『そんなことないですよ』『できますよ』となるんです
一方で、ケガをしたり伸び悩んだりしてナーバスになっている学生に対しては、「どうせダメでしょ」などとは決して言いません。
筆者の私は思うのですが、こんな親身な対応は父親にはできないなーと思った次第です
2018年1月インターネット記事から引用